今さっきも比較的大きな地震がありました。
まだまだ緊張状態は続きます。今夜からは急激な気温変化もあるようで、各自体調管理には気をつけましょう。
さて、今日は、こんなお話を。
外国人の在留資格手続きの相談を受けているときに、ふと思うことがあります。
外国人の方が日本で生活しているなかで困ったことが起きたとき、相談する相手は誰なんだろう?
「困ったこと」の内容や深刻さによっても相手は変わるのかもしれませんね。
同じ立場である外国人の友達であったり、
親しい日本人の知人であったり、
役所の人間であったり、
学校の先生であったり・・・
では、その相談の結果、答えを出すのは誰ですか?
自分自身でしょうか、
それとも進言してくれた相談相手でしょうか、
それとも法律(ルール)でしょうか。
こんなことを考えていくと、意外にシンプルに困ったこと(問題)の整理ができることがあるのかなあ、と私は思っています。
なぜなら、困ったことを解決しなければならないとしたら、自ずとその答えは限られていて、あとはその答えに向かってどのようにアプローチしていくかというプロセスの問題となるからです。
しかし、ここには落とし穴があります。
どのようなプロセスをたどるかにより、天と地ほどの差があるということ。
それは、答えに差があるのではなく、プロセスに差があるのだ!
虫歯を治すなら、誰だって出来る限り痛くない方法で完治させたい、これと同じだ。
腕の良い歯科医師とそうでない医師を選ぶか、その答えは明らかですよね?!
我々の世界でも全く同じです。
相談者(依頼者)の症状を判断し、どのようなプロセスを選択するのか示す。
そのためには、相談者(依頼者)が我々に正しい症状をお話しいただくということがまた重要であるのですが、これがなかなか難しい問題を孕んでいるのです、、、
それはまた後日にでも。