当たり前のことではありますが、お金は、必要なときに必要な額があってこそ意味があるわけで・・・
一昔前とは違い、歳を重ねるごとに給与が上がるという世の中でもなくなってしまい、反対に出費はどんどん増えていく、というのが一般的な家庭事情ではないでしょうか。
例えば、マイホームを購入するときには、大抵は住宅ローンを組んで購入すると思いますが、この金利というのも安くはなっているものの馬鹿にはならないですよね?!
私も若い頃に家を建て替えたんですが、住宅ローンは日々の生活に重くのしかかるものだと実感しています。
「贈与」の活用としては、
親の世代が、ある程度資産を持っている場合に、銀行から借り入れるべきお金をそっくり贈与を受けてマイホームを購入する。
金融機関に払う金利と贈与税を天秤にかけるわけですね。
これは、将来、発生するかもしれない相続税の対策としても有効になる場合もあります。
贈与は、どうしても贈与税のイメージがあり、損する感じがしますが、総合的に考える必要があるということですね。
このあたりは、税理士やファイナンシャルプランナーとも相談していただくことが重要かと思います。
もうひとつ「贈与」が財産の移転という意味で、相続と違うことは、
贈与の場合は、当事者が生きているうちにできるということです。
財産をあげる方も、もらう方も相手の反応を見ながらできるというのは、想像以上に有意義なことかもしれませんね。