Q10.申請書類のうち、経営業務管理責任者証明書や専任技術者の実務経験証明書の「証明者」は誰になるのですか?
A10.「証明者」の欄は、基本的には、証明したい経歴を積んだその会社の代表者(個人事業主であればその代表)に記名押印してもらうべきところです。
最も簡略的にできる書類としては、今回証明してもらいたいご本人が、当時勤務していた会社が提出した建設業許可の申請書類一式(副本)の原本を持ち込むことです。しかしながら、その会社がすでに倒産などで解散、廃業していたり、また、あまりにも大きな会社で手続き自体に協力してもらえないというケースは少なくありません。
この場合は、自己証明という形で、申請する会社の代表者(個人事業主であればその代表)が記名押印し、印鑑証明書を添付することとなります。(あわせて証明したい本人の印鑑証明書も要求される場合があります。)そして、証明したい期間に勤務していた会社の建設業許可の許可番号、建設業の種類、許可期間などを備考欄もしくは余白に記載します。
このケースの場合は、適宜、建設業許可担当者の指示により、証明書類を指示される場合があります。
他の法人での経歴を新しい会社の要件として使用することは実務上も大変少なくありません。お気軽にご相談ください。