東京司法書士会の研修会受講
今日は、「商業登記と会社法」というテーマの研修会に参加してきました。
自分の業務でよく出てくる内容や滅多にお目にかからないような内容まで、かなり実務に即した内容で勉強になりました。
登記の実務を考えたとき、商業登記に限らず、不動産登記でももちろんそうなんですが、お客様に準備していただく書面に直結します。このことは、2月8日付けの本欄でも書きましたが、ついつい、安全策ということで書類を作成してしまいがちです。
それが、間違っているのかと言えば、必ずしもそうだ、とは言えないにしても背後にきっちりとした根拠を持っているか否かは重要だと思います。
知っているつもりになって対応するのではなく、原点に立ち戻り、条文を確認するなどの業務遂行が肝心ですね。
株式会社や合同会社の設立、役員変更、本店移転など日々当たり前に対応している業務ひとつとってみても、実に多くの論点が存在するんだなあとつくづく思わされる研修会でした。