ちょうど10年前、共同出資で株式会社を設立して、あるビジネスをやろうとしていたことがあります。
結局のところ、途中で断念し、事実上の解散となるのですが、、、
その時、やっていたことをこの時期になるとしみじみと思い出します。
経営者になることの意識というか、ビジネス感覚というか、そういうような類の話なのですが、
とにかく、一から、というか、ゼロからはじめるような内容の事業だったので、とにかく営業が大変でした。
サンプル(見本)を見せることができない・・・
効果を計ることができない・・・
何かと比較することもできない・・・
言い訳をすれば、いくらでも営業成績が上がらない理由は挙げられるのですが、そういうことは一切許されませんでした。
まあ自分が経営者のひとりですから誰から怒られるわけではなく、結果が出なければ困るのも自分ですからね。
なんせ時間が足りなかった。
毎日毎日、作戦を練って、次の日の営業のイメージトレーニング。
朝早くから夜遅くまで。パソコン持って、車を走らせていました。ごはんを食べる時間も勿体無かった。
そんな生活の中です、
営業先に出張に行くときでも、直行せず、毎日、事務所に行って事務所の掃除をすること。
これだけは欠かさず行っていました。
当時は、なんか根性論みたいで、私自身は半信半疑でしたが、今、はっきりと分かる気がするんです。
そういうことが経営するということ、サラリーマンではないということ、なんだと。
しかし、辛かったな〜
今は良い思い出ですがね。