1995年1月17日、あの日、私は大学卒業を目前に控え、アルバイトに勤しんでいました。
郵便局の徹夜バイトで、私のシフトは前日の17:40から明けの1月17日9:00まで。
ちょうど休憩時間か何かでテレビ画面を観たのですが、はじめはどこかで大きな火災が起きている映像かと思っていました。
ところが、後から関西で大地震が起きたことを知りました、その時の記憶は今でもよく覚えています。
大地震は、歴史上の話で、自分が生きている間に実際に起きるなんて全く考えていなかったので、強烈に残っています。
東京にいた私がそう思うのだから実際に被災した方々にとっては言葉では表現できないほどの衝撃だったと思います。
それから16年後、まさか今度は東京で自分が大地震に遭遇することになるなんて・・・
天災も、事故も、事件も、
誰だって、まさか自分が当事者になるなんて思いもしませんよね!?
でも、今は次の瞬間、次の瞬間に自分が見舞われるかもしれない、その時、私はどう行動するのか、そんなことを時折思うことがあります。
用心して防げるものもあるでしょうが、天災だけは、特に地震となると・・・
ただ、毎日ビクビク萎縮して生活するのも違うのかなあとも思うし、最低限の準備と心構えだけはいつも意識するようにしています。
時間は前にしか進まないわけで、今、生きている私たちができることをやっていくことしかできないのですから