女優の早見あかりさんが本格的な舞台に主演として初挑戦するということで、その会見時に『怖い』という言葉で自分の心境を語ったとのことですが、凄いな、と私は思いました。
自分の気持ちに真っ直ぐに向き合えるからこそ出てくる言葉だと思います。
正直、私があの若さなら内心思っていてもまわりには強がったことを言葉にしてた。・・・してきた。
早見あかりさんは、プロとして舞台に立つ自分を想像したからこそ言い知れぬ怖さを感じたのかなあと。
ホント若いのに尊敬です。
きっと素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれるんだろうと、こちらが不思議と期待してしまう、そんな気持ちになりますね。
怖さを理解していることって、強いんですよね。
私の好きな登山もそうですが、山の怖さを知っているからこそ、判断が的確にできるわけで、無謀な行程は決して立てない。『引き返す』という苦渋の決断をできるかどうかが生死を分けるのですから。
仕事もそうですよね。
怖さを知る想像力は、配慮ができるようになり、準備を万端にするようになる。
結果、自ずとミスが最小限になるような思考回路と決断をするよう導かれる。
プロ意識、大切にしたいですね。