日本で働く外国人の数が過去最多の90万人に増えたことを新聞紙上で伝えていました。
人手不足を外国人でまかなったり、少子化により大学が留学生誘致に力を入れていることが背景になっているようですね。
でも、在留資格の手続きをしている我々からすると、入国管理局の審査は時代の流れに逆行している、というか、以前までとあまり変わらない印象です。
むしろ、審査自体は厳しくなっていると言えるかもしれません。
ほんの一握りの不良行為を行う外国人のために、その他大勢が巻き添えを食っている、そういう印象ということです。
入国管理局の担当者は、決してそんなことはない、と説明するでしょうが、実際、何のためにこの書類が必要なのか、と思うような追加資料要請をされることが少なくありません。
正直、カマをかけているとしか思えないのです・・・
そういうことがなるべく起こらないように、高度人材ポイント制度などを設け、いかにも差別化に取り組んでいるようにアクションしていますが、果たしてそうなんでしょうか!?
甚だ疑問でなりません。
もっと入管行政に真摯に取り組んでもらいたい。
私は残り僅かとなりましたが、同じ公務員(私は非常勤ですが)としてもっと現場で何が起きているのか、そういう視点で思考ができる人が増えて欲しいと願うばかりです。