行政書士試験の受験生という立場の時は、まずは法律を覚えるところからスタートしました。
そりゃそうですよ、法律の世界とは無縁の世界で生きてきた私にとっては、世の中にルールはあるでしょうが、何とな〜く分かったような気になっていただけで、何法の何という条文で定められているか、なんてことは全く無意味だったわけですから
ところが、いざ、試験に合格し、実務をはじめると、今度は、法律よりも現実をどう動かすかにクローズアップしてしまうような感覚になってしまいます。
もちろん、法律を知らないと実務を動かすことはできないので、法律に触れないことはないのですが、何というか、学問的に接することが減ったように思います。
それでも時折、学問的に、概念的に、法律を読み込んで行かなければならない場面に出くわします。
とても良い機会だし、そういう時はトコトン調べます。
そうすると、普段、実務にばかりクローズアップしていたことも法律体系という枠組みの中で捉え直すことができる。
そもそもやる必要がないことだったりすることを慣例でやっていることもあったりして・・・
研鑽を積まねば