某証券会社のCM
『目的を知らずにするのと、知ってするのとでは、出来上がりが違うハズだ。』というもの。
これはまさにそう思いますね
お客様からのご依頼によっては、士業の間で仕事を分担処理することがよくあります。
これは、司法書士、行政書士、社会保険労務士、税理士など資格により法律でできる業務、できない業務が規定されていることに起因するのですが、自分の担当する部分の業務だけ聞かされ、それだけを処理するのと、全体の構成を知り処理するのとでは仕上がりに差が生じる場合があります
というのも、別の士業が業務を処理する過程において、他の士業の業務内容や仕上がりに影響を及ぼすことが少なくないからです。
例えば、私の場合、医療法人の手続きで言うと、
固定資産の「減価償却計算書」は税理士さんが作成しているものを使用しますが、そこに記載されている内容の是非は私が担当する業務に大いに影響してきます。
(減価償却計算書を作成するための知識自体は私も持ってはいますが、行政書士としての業務としては行わない)
そんなわけで、他の士業の方からの分業依頼の場合、私は、可能な範囲で全体像を伺ってから業務を進めるようにしています。
ただ、実際、そういうやり方になかなか合わせていただけないケースもあり、そういう時は、最終的にお客様が困ることになるんだよな・・・と、残念に思うことも