今年5月に施行されたばかりの自転車活用推進法。
自転車をこよなく愛する私としては、やっと日本もそこに目を付け始めたかと嬉しく思っているところなんですが、自転車の活用に関して、実現可能性がどれくらいあるのかは分かりませんが、1つご提案というかご検討できないものか、という問題を投げかけたいと思います
同法に掲げられている施策の中に「自転車を使った観光客の誘致」というものがあります。
私は大学時代から日本全国を自転車でツーリングしてきましたが、例えば、東京に住んでいて北海道を走りたい時は北海道までは公共交通機関や自家用車を利用して、自転車は輪行(「リンコウ」と読む、自転車を分解して携行する)します。この目的地まで自転車を運ぶという行為、これこそがサイクリストの負担になっているわけです
ここで、目的地で自転車を借りる(いわゆるレンタサイクル)というシステムは想定しないものとします。なぜなら、サイクリストとしては、『自分の愛車』で旅をしたいと普通は考えるはずだから
<右の写真の黒い袋(輪行袋)に分解された自転車が収納されている>
私がイメージしているのは、こんな場面
私のように学生時代から自転車の魅力に憑りつかれ、社会人になってからも続けている、という人はたくさんいると思います。ところが、学生時代とは違い、旅行に割ける時間にはかなりの制限が生じます。なので、何かの都合で日本の中を移動する時に気軽に自転車を持ち運べる方法はないか、と思うわけです。
例えば、出張などに自転車を持って行くことができたら出張先で旅を楽しめるのではないか、ということ。これは私のような自営業も同じです。仕事で地方に出張することはありますので。
何がネックかと言えば、仕事はビジネススタイルなので、その格好で自転車を携行して移動する(輪行袋を片手に出張する)のは現実的ではないということ。
仮に無理矢理持ち運べたとしても、その肉体的・精神的心労は相当なもの
ある程度、事前に、いつ、どこへ、というのが分かれば、前もって目的地まで自転車(自分の愛車)を運んでおいてもらえる手段があれば・・・と思うのですが。
この方法がリーズナブルな金額でサービスとして確立したら、けっこう利用者がいると思うのは私だけでしょうか
ドラえもんのスモールライトがあれば、すべて解決するんですけどね