72回目を迎えた終戦記念日。
戦争のことを知らない世代がおじいちゃん・おばあちゃんになるくらい時は流れた。
私は、戦争のことを考える時、こんな考え方をしている。
痛いことがあったり、
嫌なことがあったり、
苦しいことがあったり、
悲しいことがあったり、
今を生きる我々も様々な苦悩を抱えているわけだけど、
それらすべてを感じることができる、ということは”生きている”証拠なのだと。
別にだからと言って「我慢しないと」というわけでもないし、今を生きる我々だって、
誰に遠慮することなく、SOSを出して良いのだ。
ただ、心の奥底のどこかに、この同じ日本で、
生きたくても生きたくても死を選択しなければならなかった多くの人たちがいたこと、
そのことを滲ませておきたいと。
苦しい時にそれでも前に進もうと考えるための、私なりの対処法なのかもしれません。