許認可手続きにおいて、行政が行使する裁量権の当・不当の問題はとても難しい
行政が自由裁量を持つ手続きの場合、事実上、実際の現場では行政の権限は絶大だ・・・
『あーだ、こーだ』逆らっても、それなら許可しないだけですよ、とソッポを向かれたらそれまでだ
不許可まで行かなくても、遅延行為など、いわゆる嫌がらせ的な対応や根負けするのを待つようなやり方は普通に行われている
(もちろんホントはこんなことしたら当然ダメなんですけどね)
そんな中、先日、とある手続きでの行政担当者の話なんですが、
何を提出すれば許可にかかる要件を充足するのか、ということについて、とても柔軟に対応してくれたのかな、と思う案件がありました
こちらも事情を真摯に説明したら、最大限意図を汲み取っていただき、最小限の対応で済むような妥協案を提案してくれました。
(抽象的な話で分かりにくいとは思いますが、詳細は記載できないのでご容赦ください)
もしかすると、10年、行政書士をやってきて、初めての行政マンに出会ったかもしれません。
結局、個人の資質によるんですよね〜