箱根駅伝4連覇の偉業を打ち立てた青山学院大学陸上部の原監督が、サッカー日本代表の西野監督のワールドカップでの采配について分析した記事が個人的に妙にしっくりきたのでご紹介を。
私は、青学出身でもないし、原監督に心酔しているわけでもない、という前置きを
サッカーは素人で詳しくないと配慮しておきつつ、日本代表が戦った4試合を通して、大会直前に就任した西野監督のマネジメント力が大きいのではと語っている。
1)選手とある意味でフラットな関係を築くことで、日本代表選手の力をより引き出したのではないか、という点。
2)年齢的に全盛期と比較すると運動量の落ちた本田選手をここぞ、という起用で技術力を発揮させ、良さを引き出した点。
3)1次リーグを勝ち抜けるために「パス回し」したことを駅伝の9区に例え、立派な戦術として遂行した西野監督のプロフェッショナルな姿勢。
4)数字だけを見ると1勝2敗1分の4戦1勝。だが、数字の裏に隠されたものがあるのでは!?と評価をしていること。
そして、最後にワールドカップの盛り上がりで、今後、運動能力の高い子供がますますサッカーに流れてしまうのでは!?と、陸上の将来を考えると危機感を抱いている、としている点に、とても分析的だなと感心しました。
さすが説得力ありますね