日本人の宗教意識は低いのかなと勝手に感じていた私
ちょっと興味深い記事が出ていたのでご紹介。
宗派を偽り、僧侶が葬儀を執り行ったとして、ご遺族が僧侶と葬儀会社を相手取り提訴した、というもの。
もちろん事実関係は分かりませんが、宗教法人の手続きを行う者として、とても気になるニュース
昨今のお寺と檀家という関係の崩壊、通夜・葬儀に対する意識の変化、墓じまいなど、従来の”我が家のお寺””我が家のお墓”というものが薄れてきているなかで、こういう問題が取り上げられるのはとても意外に感じます。
作法を重んじることはとても大切なことですが、故人への思い、という意味では宗派へのこだわりというものがどれくらいの位置付けなのか、そういうことを考えさせられる記事となりました。