今秋に映画化を予定している中山七里さんの『ドクター・デスの遺産』
実は偶然にも先日読んでいたのですが、内容としては安楽死をテーマとした作品なんです。
小説として、作品自体も良かったのですが、何よりも私自身、生きる権利と死ぬ権利について考えさせられたなと
もし、自分がそういう立場に置かれたら、果たしてどういう決断をするのか
これは、一筋縄では行かない問題だと思います。
ただ、現時点での日本の法律で言えば、安楽死は”否”ということ。
そんな折、驚きのニュースが飛び込んできましたね
まさに小説さながらの事件が京都で発生したと・・・
しかも、その方法といい、患者さんとの連絡といい、小説に似ている部分が多いこと
もちろん、今のところ、”犯罪”ではあるのですが、
こういうことが現実に起こるということは、これからの社会として、
生きる権利、死ぬ権利ということをもう少し議論すべきなのかなと思ったりもします。
ただ、仮定の話ではあまり意味がないことと、私自身もどちらの立場をとるのかということが言えないので、軽はずみに持ち出す話でもないのかなと・・・
いや〜悩ましく切ないことです。