なかなかお客様から郵便の返信がないので、念のため状況確認すると、突然取締役のうちの1人が亡くなったことを知らされた私
『エっ』ということは、私が電話かけなかったらいつまで言わないつもりだったの
正直なところ、ご親族の不幸にはお悔やみを申し上げることですが、残念ながら許認可はどんなことがあっても待ってはくれないので、手続きをする者にとっては話は別
すぐに言って欲しかった
別に私が冷たい人間なのではなく、お客様のためを思うからこそなわけで・・・
許認可がどうなっても良いのなら構わないのですが、こういった大事件が発生しているのに連絡がなかった依頼者に対してかなり失望してしまう自分がいます
本来であれば、お断りしたいところだったのですが、堪えて対応するしかないですね
とりあえずお客様には急いで登記対応するよう司法書士さんにお願いしてと、これだけは念を押しました
しばらくして、、、
大学時代のサイクリングサークルの先輩から久しぶりに電話が
その先輩は司法書士なのですが、まさに、今回の件についてのお話
あっそっか、このお客様は、もともと10年以上前に先輩のおつきあいのある税理士さんからの紹介だったのかと、その時はじめて思い出し
結果、誰だか分からない司法書士ではなく、先輩ならいろいろ相談できて、不幸中の幸いでした
司法書士の先輩も取締役死亡の件は聞いてなかったらしく、かなり驚いていました。
そりゃそうですよ