行政書士試験に合格した時、真っ先に思ったことは、
『あー、これで何とか生き延びた・・・』
そんな切実な気持ちだったと記憶しています
なぜ、行政書士という資格を目指すことになったのか、それは話が長くなるのでまたの機会にしておきますが
とにかく平成20年の合格発表を経て、5月に開業登録
最初はね〜いろいろ”志”もありました。
風来坊の30代過ぎの私に「資格」を授けてくれ、導いてくれ、支えてくれた、かけがえのない先輩、後輩
だから、自分も微力だけど、まずはできるところから、今度は「お客様」になる人たちへ返して行こうと
それまでの私は、正直、危なっかしい人間だったかもしれないけど、、、
士業の世界では、隅っこの存在なのかもしれないけど、行政書士という法律に携わる人間となり、それまでとは違った注意義務を名実ともに負ったことで、少しは年齢に応じた責任感が出てきたかなと、そんなことを思っていたと、今は懐かしく思います。
そして、今、いろいろな行政書士業務を経験して、医療業界の世界の仕事を主に取り扱う日々となりましたが、
そこで出会うお客様もさまざま
現在のコロナ禍の中、医療従事者の方々の苦労は想像もできません
学校の教師以外で、”先生”という呼び名で真っ先に思い付くのは”お医者さん”ではなかったでしょうか
体調が優れない時に、状況に応じて解決策、改善策を授けてくれる心強い味方、そんな敬意が含まれているのではないでしょうか
もの凄く種類のある行政書士業務の中で、この仕事を選んだことが、偶然でもあり必然でもあったように感じていますが、私が携わることとなったお客様に少しでも喜んでもらえるような仕事ができたらと思っています
「志」の方向は多少変わったけれど、まあ、そこは