公証役場で電子定款認証のための定款(案)の確認を行う仕事
もちろんこちらから定款(案)をお送りしてから始まるやりとりなので、法律に沿わない規定や文言をこちらが作成したものに含まれていた場合、こちらの理解不足、確認不足があるのは分かってはいるのですが、、、
それにしても、そもそもそれを公証役場で確認してもらうという作業なわけで、お互いの間でそういった”誤り”を発見できれば良いのですが・・・
残念ながら”ヒト”がやることなので、その温度差は公証役場によってさまざま
一言一句、法律的な用語を丁寧に添削してくださるところもあれば、法律上問題ない場合はそういった細かい部分はスルーで、要点だけを確認してくださるところもあります
差し障りのない部分は逆に言えば、添削する義理もないという考えもあるのでしょうが、
ここがけっこう”ミソ”だったりするわけですよ
一言一句添削されることが鬱陶しい部分もありますが、このケースの場合の公証人の場合、何となく信頼度がありますよね〜
『そっか、そんなところも見てるんだな〜』と
でも、スルーの場合は、『これ大丈夫かな』みたいな不安はやっぱり正直あったりするんですよね〜
自分から定款(案)を送っておいて、どの立場で言ってるのか、と思うかもしれませんが
誰がミスをしたのか、という犯人捜しがしたいわけではなく、
その呼吸感というのでしょうか、感覚的なことですけど
今回は後に登記を担当する同室の司法書士の友人が違和感を発見し、危難は回避できました