世の中の冤罪って、こんな感じで陥ってしまうのかな〜と思ってしまうことが
今日は、事務所へ出勤し、同室の司法書士の友人とランチからちょうど戻ってきた頃
事務所の固定電話に入電
応答してみると、東京法務局管内のM出張所商業登記部門からではないですか
この法務局は謄本請求で使っている場所なのですが、最近頼んだ謄本はすでに到着しているし、そもそも登記部門から私宛に電話とは、何事かと!?
話を伺ってみると、、、
某医療法人の登記が提出されているが、それがM出張所の管轄ではないので取り下げて欲しいという趣旨のようだったのですが、登記申請書に記載された申請人である医療法人に連絡したところ、「私がこの件を担当している」と言われ、それで電話したと!?!?
なんだって
まずは、電話をかけてきた法務局の方に、知っていると思うけど行政書士は登記はできないでしょと伝え、だから私が担当のはずがないこと、
また、その医療法人からは現在受任している業務はあるが、それは登記ではないこと、おそらくそのことを医療法人の方が勘違いされたこと、
以上を丁寧に説明してあげて、この電話は終わったのですが・・・
冷静によくよく考えてみると、
もし、この登記申請を司法書士が代理しているなら、法務局が私に電話してくることはないわけで、
となると、つまり申請書には申請人しか記載されていないということ。
ところが、話の流れからその申請人がその登記申請書類を作成したとは思えないので、
これは非司法書士による登記案件なのでは
驚いたな〜
というか、傑作だな。
非司法書士による登記なのに管轄を間違えるとは、お粗末過ぎて言葉もないですね
無駄な時間を費やした