
NHKの『所さん!事件ですよ』という番組で宗教法人の売買の話題が取り上げられていました。
ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか!?
この中で「不活動宗教法人」について触れられていましたが、このホームページでも特設コーナーで掲載しています、、、
テレビにまで取り上げられるようになったのかと・・・
全国のお寺や神社の売買を斡旋するブローカーなどへの取材など、NHKもなかなかのところまで入り込んでいるなという印象の反面、宗教法人法の中で明文として売買が禁止されていないこともあって、何となく中途半端な感じもして、私としては不完全燃焼でしたね~
ただし、明文に規定がないから「できる」という認識もまたいかがなものなのか、ということを考えないといけませんよね。
この世の中、すべてのことを網羅した法律はないわけで、ルールがないこと、すなわち「どんなことでも無制限にできる」という解釈はとても危険ですよね!?
そもそも宗教法人という特別な法人の最低限のルールを宗教法人法で規定しているに過ぎず、まさに”特別な”存在ということが大前提で、だからこそ、明文になくても、合理的・客観的に社会通念上妥当とみなされるようなことでもない限り、やはり審議の対象になり得るということをもっと深く考えないといけないと1人の行政書士として個人的に思っています。
不活動宗教法人などについて、気になる方はお問い合わせフォームからお問い合わせください。