録画しておいたNHKのドラマを何日かでまとめて観ました。
海外で亡くなった日本人のご遺体や、逆に日本で亡くなった外国人を母国に搬送する特殊な組織のお話なんですが、、、
いや~感動もさることながら、いろいろと考えさせられました。
人がどうしようもない状況に置かれた時、どんなに親しい相手柄でも誰から構わずその怒りの矛先が向かってしまう切なさや、人の心とはどのように動くのかを深く考えずにはいられない演出とストーリーがとても秀逸でした!
ほんの少しだけコメディタッチな部分があるのも重くなり過ぎずにうまく調整されていたりとか。
思いもよらない方向から、はたまた、優しさから、人は時としてとんでもない嘘をつくこともあるというような、生死とは別の場面なら誰しもが経験したことがあるような登場人物のやりとりに、人の言動の重みのようなものをあらためて感じましたね~
心の矛盾をえぐり出されているようで、胸が痛むような感覚・・・
さらに、細部に昨今の社会事情なども散りばめられていて構成にそつがなく、緻密さも感じました。
たまたま予告が放送された時に一瞬目にしただけなのですが、直感的に『観てみたい』と思って録画しておいたのは正解でした♪
