
個人開業で何年、何十年も経営してきた診療所の開設者の先生方は、毎年、高額な所得税を納めているわけですが、これまで医療法人化については特に検討したことがない、という方も決して少なくないでしょう。
たとえ、税金が高くても、頻繁に他の人と比べる材料も機会もないし、それで特に困っていないならば、あえて変化を付けたがる必要もないわけで・・・
現在においても、単に、節税対策として、医療法人化を目指す方は一方でたくさんいらっしゃるのもまた事実です。
よく啓発本のコーナーに『変われる人』『変われない人』なんて書籍があったりしますが、新しいこと、前と違うことを気にしないで、別段のこだわりなども持たず、シンプルに切り替えてみる、という一歩があれば、この先は節税生活が待っているかもしれません。
(ここで、今まで無駄に納税してきたことを振り返る必要はありません、過去はあらゆる人間にとって変えることのできない時間だから)