旅に出るとき、自己手配にするのか、それともツアーに申し込むのか、
これはなかなか悩ましい問題ですよね!?
海外旅行なのか国内旅行なのかによってもその選択は変わってくると思います。
また、旅の目的が単なる観光なのか、それともスポーツをしに行くとか特定の目的のある旅なのかによっても違ってくるのではないでしょうか?
サラリーマン時代にスキューバダイビングにハマり、世界を含め度々遠征に出掛けました。
ダイビングは専門のツアー会社のようなところのほうが結果的に安いような気もするし、目的はダイビングであって、旅先ではほぼ他のことはやらなかったので何も考えずツアーを選択していた気がします。
しかし、最近のヨーロッパ遠征などは、友人がエクスペディアを使って飛行機と宿を自己手配する方法で旅に出ています。観光のオプションツアーも日本からアレンジしてもらうので、言わば完全オリジナルの旅というわけです。なので旅先での飲食も入念な下調べのもと直接お店に予約を入れます。
ツアーだと、飛行機の時間、不必要な観光地や土産店の立ち寄りなど、我々の趣向の旅行には不要な時間が少なくないので自己手配は好都合なわけです。
ただ、自己手配の危険性は100%自己責任となるという点でしょうか。
ツアーのように誰かがそっと見守ってくれているわけではないので、ボーっとしていると予定がズレたり、間に合わなかったり、という事件が起こり得るということ。
まあそれでも結果的に無事に済めば旅の笑い話になるので構わないのですが、せっかくここまで来て『あれをやらなかったね』とか『あの観光地に行かなかった』なんてこともたまにはあります・・・
さて、本題は、旅の話ではなくて、いわゆる顧問とか専門性の話なんですけど、
ツアーって、例えば、すべてのことを顧問先にお願いするっていうイメージだとします。
これは、細かいことを気にせず、何となくお任せしておくと、うまい具合にやってくれる、みたいな期待感なのではないでしょうか!?
その代わり、ざっくりな料金が設定され、何となくそれを毎月支払っている。
どうでしょう、こう捉えることができるのではないでしょうか?
では、旅の話のように自己手配っていう方法はないのでしょうか・・・
この場合は、少しニュアンスが違いますが、全部を自分でやる、という考え方を「=自己手配」とするのではなく、やって欲しいことを吟味し、それをきちんと区別して”それぞれの”顧問先にお願いするっていうイメージだと考えます。
この方法だと、ツアーで言うところの「うまい具合にやってくれる、みたいな期待感」の期待値が格段に向上する気がするんですよね〜
株式会社でも医療法人でも、はたまた個人事業主でも、”ひとり”の専門家だけで充足できることはないように思います。
いかがでしょうか?
こういったことを日々考えているので、私はクライアント様に対しては、経営における分野ごとに担当するように配慮しています。
できないことは、『私にはできませんが、必要であれば専門の方をご紹介できます。』というふうに。
結果として、何か問題が発生した際に困ってしまうのはクライアント様ですから。
あとは毎月の費用が”ツアー”と”自己手配”とでどうなるか、ですが、これも交渉次第かと思うんですよ。
顧問内容を吟味し、払い過ぎていると思うところには減額交渉し、その分を他へまわす、とか。
話は違いますが、
私、携帯電話の支払メニューを見直そう見直そうと思いながら結局ズルズル使ってしまい、毎月の支払をしていますが、これもホントのところは用途により選べるわけじゃないですか!
誰に顧問をお願いするかってことは、携帯電話の支払いとは比較にならないくらい重要だと思うので、もっともっと吟味して良いと常々考えています。
このご時世、選択できる自由を噛みしめないと損な気がしてなりません。