圏央道がまたさらに延伸し、相模原愛川インターチェンジと高尾山インターチェンジ間が今日先程午後3時に開通したんですね。これで、東名高速、中央道、関越道が直結することになったということ。
これまでいったん都心を経由しなければ行けなかった東名(神奈川方面)から関越(埼玉方面)への高速道路だけの短絡線が完成したことになる。
都心の一般道路の渋滞緩和などに期待がかかるし、時間短縮による経済効果やビジネスチャンスの増大に大きく寄与するだろう。
しかし、交通網の発達というか、新路線の開業は何かワクワクしてしまいますね。
とりわけ「鉄道」の場合。
なかでも私の記憶に大きく残っている路線が2つあります。
ひとつは、
1997年の北越急行ほくほく線開業。
JR上越線の六日町駅から信越本線の犀潟駅を結ぶ新潟県の山間部を貫通する路線。
私の母が新潟県出身で私も幼少の頃、よく新潟の実家には遊びに行きました。
実家はほくほく線の走るエリアではないですが、当時の様子から考えるとほくほく線エリアに鉄道が開通するイメージは全く持てなかったのでとても驚嘆しましたね。
ただ、来年の北陸新幹線の開業で、開業当初からこの路線が担っていた越後湯沢からの新幹線リレー号としての役割を終え、単なるローカル線となってしまうので、その後の運営がどうなるのか心配ですね。
ほくほく線の70%ほどはトンネル区間なので景色を堪能するという路線には不向きなのかもしれませんが、昨今の鉄道ブーム再来と古き良き日本の田舎の原風景というエリアですので、今後も寂れずにあって欲しいですね。
もうひとつは、
2000年に都営大江戸線が全線開業したこと。
地下に山手線ができた感覚は衝撃的だった。
それと、この路線の駅には私がサラリーマン時代に勤めていた会社のエレベータやエスカレータが多数設置されていたので、しかも、担当は私。
今でも仕事で設置されている駅に訪れるとついつい愛着を感じてしまいますね。
みなさんには機械に愛着を感じるということが伝わらないかもしれませんが、いくつもの苦難を越え、何年かの月日を共にしたエレベータやエスカレータは私にとっては違った感情が沸き起こってしまいますね。
据え付け工事をしたわけではなく、単なる営業担当でしたがね。
なんか地図が無性に見たくなってきました。