月の残業100時間を過労死ラインと言うそうですが、
私のサラリーマン時代の働いていた部署は残念ながらふつうにそうでした。100じゃなく120超えって時もありましたよね、正直。。
でも決して許されることではないと今は振り返って思っています。
ただ、複雑なのは、あの時代がすべて”闇”で”悪”であったかと言えば、そうではないとも思えること。もちろん過ぎたことだから言える部分もありますが、そういうものとは別の感覚で。
大学を卒業し、一部上場企業に入社し、何となく気分がふわふわと生活していたけど、社会人として、企業で働くとは、という洗礼を受けていたわけですね。「サークルじゃないんだよ、ここは・・・」というね。しかも、仕事自体はそれなりにやりがいもある、達成感もある。知識が及ばず歯痒い思いをしながら成長する過程。だから、何となく”残業”という感覚より”やらないと”という感覚のほうが近かった気がしますね。
仕事とは、お金とは、時間とは、みたいなことを考えるのには必要な時間だったんですよね〜(少なくとも私にとっては)
でも、当時の私には「組織」がどうしても受け入れ難く、悩みに悩んだ末、結果9年ほどで退職してしまいましたが・・・
当時感じていたストレスが今は減ったのかと言われれば、どうかなとか、
今は時間はかなり自由になったけど、それが幸せにつながっているのかなとか、
なかなか難しい問題です。
結局、人は1回限りの人生の道を歩んで行かないといけないので、比較が難しい。
私は最終的に”時間”を取りました。
より時間に自由が利く生き方を進むことにしてみました