お客様から訃報が
私が開業当初に司法書士の方からご紹介いただいた縁で、この12年ほどいろいろな案件のお手伝いをさせていただいたお客様。
その中でもやはり最も割合が大きかったものが宗教法人の案件でした。
実は、先月、急に体調を崩されたということで、入院することになったから、ちょっと仕事の書類の返送は待って欲しいと、ご本人からお電話をいただいておりました。
その時のお声がホントに今までに聞いたことのないか細い声だったので、とても気にはなっていたのですが・・・
88歳という年齢まで常に前を向いてあらゆる物事を計画し、実行しようとしていた、その活力は尊敬の念で、いつも驚かされていました。
その方から見れば、子供と孫の間くらいの私に対しても、いつもとても丁寧に接していただいたことはとても感謝しておりましたし、嬉しく感じていました。
ほんの少し前に、ご親族から本人の希望で病院から自宅へ戻ったと伺ってはいたのですが、こんな急なことで、言葉が出てきません。
誰しもいつかは・・・ということは頭では分かっていますが、先々月まで精力的に仕事の話をしていたので、ご本人はまだまだ夢の途中だったのでは、と思ってしまいます。
ご冥福をお祈りいたします。
私が今、医療法人という特殊法人を専門とするきっかけを作ってくれたお客様に対して感謝の気持ちを忘れず、これからもこの道を精進して参ります